北欧スタイルのリビングルームにするにはどうしたら良いですか?

Manami Sakaguchi Manami Sakaguchi
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日本でも人気のあるスカンジナビアンデザイン。その発祥地である北欧は年間を通して気温が低く、家の中で過ごす時間が多いことや自然に恵まれた環境から材料となる木材に富んでいることで、家具・インテリアなど住まいに関わる分野で発展を遂げてきました。スローライフを意識した、落ち着きとゆとりのある清潔感あふれるスタイリングは根強い人気を保つ魅力のひとつでしょう。今回はそんな北欧スタイルのリビングルームを具体的にどのようにしたらいいのか、特徴やポイントなど紹介したいと思います。

北欧スタイルとは

こちらは東京を拠点に活動するNUリノベーションが手掛けました。まず北欧スタイルの空間をつくるにあたってベースとなる天井や壁、床を白やナチュラルなウッド調にすることです。白などのナチュラルカラーだけを使ってシンプルな空間にしてもいいですし、物足りないなっと思ったらこちらのように壁の一部に差し色として北欧カラーであるブルーを取り入れるのもアクセントがあっていいですね。また近年の北欧デザインのトレンドでは、キレイな色使いの家具や雑貨を取り入れることが増えてきているそうです。

ミニマルな床

こちらは上記のリビングルームの床の写真です。クライアントさんは北欧デザインや家具が大好きで、集めた家具をリビングに年代別にディスプレイしたいと望まれました。それを叶えるために置くインテリアのつくられた年代によって、フローリングの張り方を変えられました。そうすることで壁で区切らないことでスペースも狭くなることなく、全てをひとつの空間に配置することが可能となったのです。木のぬくもりを感じながらも、シンプルで機能的でミニマルな床となっています。

白をベースにシンプルにすること

こちらは大分県を拠点に活動するLIVE SUMAI -アズ・コンストラクション- が手掛けたリビングルームです。北欧スタイルにするために重要なのはシンプルにすること。しかしただシンプルなだけでないのが北欧デザインの魅力でもあります。ウッド調を取り入れて木のぬくもりを感じれたり、白をベースにしながらサブカラーにナチュラルなグリーンやブルーなどを取り入れたりすることで、シンプルな中にオシャレでほっとくつろげる空間ができます。

大ぶりな照明

こちらはポーランドのインテリアデザイナーSTABRAWA.PLが手掛けました。モノトーンの空間に照明やラグの模様が空間を華やかに演出しています。どんな部屋にも合う北欧家具は機能美を兼ね備えたシンプルさが特徴です。北欧のインテリアは白い壁をベースに白や木の家具をセッティングするのが主流となっています。インテリアの中でも大物家具にあたるソファや棚を北欧家具に変えることで、雰囲気が一気に北欧風になることでしょう。また北欧テイストにするには照明も重要で、こちらのように大ぶりなライトで存在感をだすのも良いですね。

壁の装飾

トナカイの照明がかわいいこちらのリビングは、ポーランドのインテリアデザイナーDEVANGARI DESIGNが手掛けました。ウッド調だけでなくレンガやタイルを取り入れるのもスカンジナビアンスタイルの特徴のひとつです。そうすることでよりぬくもりを感じられる空間となるでしょう。白がベースの空間ですがレンガを取り入れたことで、モノトーンの中にぬくもりを感じられ、また違った雰囲気のある素敵なスカンジナビアンスタイルのリビングルームですね。

ラグの使い方

こちらは岐阜県を拠点に活動する一級建築士事務所 IIE DESIGNが手掛けた北欧スタイルのリビングです。インテリアは北欧のシンプルなデザインのものを多く使用されています。白とナチュラルなウッド調をベースに構成されたシンプルなスカンジナビアンモダンな空間に存在感のあるラグを使用し、オシャレで素敵な北欧スタイルの空間となっています。スカンジナビアンモダンの特徴のひとつとして「ラグ使い」があり、部屋の表情を変えるラグは派手にならない差し色を選ぶと良いとされています。

【北欧スタイルについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ シンプルでオシャレ!10の北欧風建築

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