高い壁を生かす素晴らしいアイデア6

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Clorofilia 2015, Clorofilia Clorofilia Salas modernas
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高い壁のある空間はそれだけで迫力のある魅力を醸し出します。部屋に高い壁がある場合、カーテンや照明も高い位置に設置するのが正解。そうすることでより垂直面の高さを強調でき、空間がより広く大きく見えます。

背の高い壁がある、天井が高い、またはその両方である場合にも言えることですが、それらを生かすことでより洗練された魅力的な室内空間を演出でき、同時に部屋の機能性を高めることが可能です。今回は高い壁を生かすアイデアを六つ紹介します。

1、追加の収納スペース

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壁(および天井)が十分に高い場合は空間上部に追加の収納スペースを作成できます。特に、天井が高くても幅が狭くて大きな収納家具を置けない部屋などで役立つアイデアです。

収納スペースへのアクセスは梯子が最も省スペースですが、大きな荷物を持って梯子を上るのは少し危険かもしれません。こちらのように印象的なデザインの階段なら部屋のハイライトとしても機能します。その場合は階段下部のスペースを活用することも忘れないで下さいね。

2、ロフト(中二階)

ロフトや中二階はもちろん収納スペースとなりますが、それが唯一の利用方法ではありません。 適切なツールとデザインによってロフトは室内空間の可能性を高める機能的な部屋になります。コンパクトで居心地の良い寝室や読書室として、子供部屋やゲストルームとして… 。

既存の住宅にロフトを増築する場合はロフトへつながる階段や手すり、フローリングなどの材料が空間と調和するように配慮し、新しい部分が悪い意味で目立たないようにしましょう。

3、天井を覆う

吊り天井は印象的な空間を作り出します。こだわりのあるデザインの天井はインテリア全体の雰囲気に影響を与え、部屋に趣と個性を生み出します。特に高い壁のある部屋は吊り天井を設置する最適な条件と言えます。

吊り天井はモダンな照明を設置する手段としても最適です。異なる高さで照明を設置したり、スリット状やコーブ照明、天井全体をぼんやり光らせるなど様々なデザインが可能となり、モダンでスタイリッシュなインテリアが完成します。

4、天井までの棚

背の高い壁を生かし造り付けやビルトインの棚を設置すれば大容量の収納となります。また壁面以外にもこちらのように空間の仕切りを兼ねたデザインも機能性が高いですよ。扉がある箇所とオープンな箇所を組み合わせれば光と視線が適度に抜けるので、空間の明るさと開放感を維持しながらスペースを仕切ることができます。目の高さはなるべくオープンにしておき、ごちゃごちゃしがちな細かいものは扉のある段に収納するのがおすすめ。

オープンスペースを仕切るアイデアはこちらの特集でも紹介しています!あわせてご覧下さい。

5、アートスペース

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高さのある壁はアート作品を飾るのにぴったりのスペース。大判サイズの作品ならひとつだけ飾って、アート用の専用照明で照らすとまるで美術館のような本格的な雰囲気となります。小振りな作品やもっとカジュアルな雰囲気にしたいという場合は、こちらのように複数設置するのがおすすめです。壁の高さをさらに強調したい場合は縦のラインを意識しながら配置していきます。視線が自然と上へ向かうのでより壁や天井の高さを強調できますよ。

6、高い壁から視線をそらす

空間の条件によっては高い壁が不利なることもあるでしょう。特に窓が小さく陽当たりが悪い場合などは高い壁が圧迫感を生むこともあり得ます。そのような場合は垂直のスペースから焦点を移動させなければいけません。そのためには部屋のレイアウトとデザインがより重要になります。

おすすめは間接照明を活用すること。部屋の中間から下部にかけて複数の間接照明を置いて淡く照らします。低い位置の水平面に広がる光によって重心が低く抑えられて、落ち着きと居心地の良さを感じる部屋となりますよ。より光にこだわりたい方はぜひ照明デザイナーに相談してみて下さい!

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