アクセントカラーで決る!カラーコーディネートのバランス

A.Imamura A.Imamura
3 pièces - Fontenay-sous-Bois, Sandrine Carré Sandrine Carré Salas / recibidores
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アクセントカラーは、インテリアのカラーコーディネートが決まる強調色です。「ベースカラー」「メインカラー」と一緒に3つの色バランスを上手にとることでおしゃれでメリハリのある空間が出来上がります。今回は、アクセントカラーを上手に使ったカラーコーディネートのバランスポイントをご紹介していきます。

アクセントカラーでメリハリ

アクセントカラーとは、インテリア全体の色調に変化をつけたり、他の色を引き立てたりする役割を持つ色を指します。立体的に、またはリズム感やメリハリを空間につける際に使用されます。強調色とも呼ばれ、全体の5%以内に配色するのがポイントです。こちらは、青木建築設計事務所が手掛けるゆったりとした空間。木がふんだんに使われた開放的な空間には、さらに欧州を思わせるヘリボーン床が配置されナチュラルな中におしゃれさがデザインされています。アクセントカラーとして加えられたブルーは、開放的な木の空間に馴染み、また北欧の住まいのような温かさを空間に演出しています。

アクセントカラーの鮮やかさを差し色に

アクセントカラーの選び方によって、グッとセンスの良さがインテリアに生かされます。例えば、こちらは白黒モノトーンでまとめられたインテリアに、有彩色のペパーミントカラーを1色強調色として加えたコーディネート。無彩色では都会的でモダンな印象ですが、パステルカラーを加えることによって部屋が明るく柔和な印象になります。一味違ったインテリアコーデイネートにはおすすめのコーディネートです。

季節と気分で変えられる

アクセントカラーをインテリアに取り入れる際には、季節や気分で変化をつけられる小物で取り入れましょう。例えば、こちらのリビングのようにクッションカバーや毛布、絵画やオブジェなどで変化をつけるとよいでしょう。こちらのお部屋は、色相やトーンをベースカラーやメインカラーと統一して、同系のピンクによる調和配色のコーディネートです。季節によっては、色相やトーンとは反対の色を選びコントラストを加えてもよいでしょう。

リズム感もプラス

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アクセントカラーでリズム感のある空間をつくることもできます。例えば、こちらのダイニングは、ベースカラーは壁と床の色であるペールトーンのベージュです。メインカラーには同色相のグレーを使用し統一感を出していますが、ここに強調色の黄色を椅子で加えて変化をつけることで、メリハリのある印象に仕上げています。

こちらでは併せて「どの色を部屋に使うべき?」を紹介しています。

他の色を引きたてる効果

 ベースカラーやメインカラーに溶け込まないような色や配分を選ぶのが、アクセントカラーの決め方のコツです。例えば、こちらのように補色を配置してベースカラーとメインカラーをぐっと立体的に引き立てるのはどうでしょうか?ブルーのアクセントクロスを使うことでその一部が強調されすっきりとまとまったキッチンが印象的ですが、さらに補色の黄色を合わせることで両色が引き立てあい、より印象強く仕上がります。

小さなアイテムで

こちらのようにインテリアがシンプルなカラーであれば、思い切った柄や色を取り入れてみましょう。カラフルなオブジェやヴィヴィットな色がシックな空間にアクセントを添えてくれます。印象の強い色はあまり大きな面積にならないように気をつけることがポイントです。アクセントカラーをうまく使うことで、インテリアに個性を出すことができます。

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