東京の住宅密集地に家を建てる場合、土地面積が少ない、プライバシーの確保、日当たりや風通しなど、たくさんのことを考慮しながら工夫してプランニングすることが大切です。今回は様々なアイデアでこれらの問題を解決しながらも個性的なデザインで建てられた住宅をご紹介いたします。オリジナリティ溢れる住まいを見てみましょう。
こちらの都心部に建つ住宅は、南から日射と通風を得難い条件でしたが、二階壁上部の高窓から日射と通風を得るよう工夫して建てられた住宅です。暗くなりがちな北側に駐車場と玄関までのアプローチが設けられ、縦格子により南側からの陽ざしを北側に導かれます。格子により外観が印象的でモダンなデザインになり、光と風の通りが良く周りからの視線は遮れるので一石二鳥ですね。
こちらの住まいは、大きな変形した四角形の開口とその中にある正四角形の面とその更に中にある正四角形の開口で出来たトップライトが印象的なデザインです。内部からも外部からもこの開口を通してその向こう側を意識させます。
▶「住まいの写真」ページでは様々な種類の天窓を紹介しています。◀
※ 天窓の写真ページ
こちらは都内の住宅地に建つ、30代の共働き夫婦の住まいです。外部の視線からプライバシーを守るために、デッキテラスが壁で囲われました。また、その壁には大きく窓をとり、テラス部分も明るく開放的な空間が実現しています。
【ウッドデッキについては、こちらの記事でも紹介しています】
こちらは都内住宅街に建てられた三階建ての建物です。オーナーの住宅と賃貸が併用になっている住宅です。三角屋根が印象的なシャープでモダンなデザインです。夜になると二つの窓から光が漏れ、更に素敵な雰囲気を醸し出します。
こちらは都内住宅密集地に建つ二世帯住宅です。まるで三つの箱が少しずつ積み重なったようなデザインの住宅です。この木の壁の内側には室内と段差無く繋がるウッドテラスが設けられ、周囲の視線からもプライバシーが確保されつつ開放的な空間が広がっています。
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