格子は身の回りの様々な場所で使われています。例えば和風住宅でよく見られる格子の引き戸、防犯性を高める格子窓、落下防止や植物の蔓を這わせるための格子のフェンス… 。もちろんこれだけではありません!今回は格子の魅力をもっと知ってもらえるような事例を五つ集めました。詳しく見ていきましょう!
格子を通して差し込む自然光はいつもより少し優しい。室内に差し込む光量を調節したい時、開放感を少しだけ抑えたい時、カーテン未満のもので目隠ししたい時… こんな時に格子がぴったりです。和風住宅にはもちろん、素材や色、格子のサイズに配慮すればどんなスタイルの住宅にも合わせることが可能です。正統派の方にはこちらのようなシンプルに洗練されたスタイルがおすすめです!
ガラスブロックも規則正しく並べれば格子状になります。ガラスブロックならではの絶妙な透け感とアイスキューブのような独特の質感は今見るとまた新鮮!光を通し視線をカットする特性は様々な状況で役に立ちます。エントランスや廊下の壁に、内壁などにもおすすめです。
格子が映えるのは居住部分だけではありません。例えば愛車を保管するためのガレージ。通気性を確保したまま防犯性を高め、エレガントで高級感のある外観を作ることが出来ます。こちらは水平のラインが強調された横格子のオーバーガレージドア。外壁の石材ともよく調和しており、モダンで落ち着いた魅力を醸し出しています。
▶「住まいの写真」ページでは様々な種類のガレージを紹介しています。◀
可動式の間仕切りでフレキシブルな間取りを楽しみたい、そんな方にも格子がおすすめです。格子なら視線が適度に抜けて小さいスペースも圧迫感なく仕切ることが出来ます。どの程度視線を遮断したいかによって格子の大きさを選ぶと良いでしょう。こちらの事例のように格子+α(障子紙やテキスタイル等)で抜け感を調節するとさらに機能的ですね。
【 間仕切りについてはこちらの記事でも紹介しています】
日本の伝統的なスタイルの格子は目がやや細かいものが一般的ですが、こちらのような大きな格子もまた異なる魅力があります。室内ドアに大きな格子を採用すると光と視線が抜け、境界が緩やかに、閉塞感なく空間を分けることが可能です。また、欧風のクラシカルスタイルやコロニアルスタイルの演出にも大きな格子はぴったりです。上品でエレガントなインテリアスタイルをサポートしてくれますよ。
▶homifyで建築家を探してみませんか?無料で使える募集ページで見つけましょう!◀
※ 理想の建築家を見つけるための建築家募集ページ