家の中央にドッグラン!愛犬と仲良く暮らすための住まい

K.Yokoyama K.Yokoyama
hime-House, さとう建築デザイン室 さとう建築デザイン室 Casas de estilo ecléctico
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今回ご紹介するのは、ガレージが兼用でドッグランにもなっているという、愛犬と暮らすための住まいです。そのドッグランを囲うようにしてU字型に建てられたこの家には、室内でも屋外でも愛犬とともに家族が仲良く快適に暮らせるアイデアがたくさん詰まっています。ペットと共に暮らす住まいを考えている方にとっては、家作りのインスピレーションをもらえるかもしれません。住まいを手掛けたのは、北海道を拠点に活動するさとう建築デザイン室です。一体どんな様子になっているのでしょうか?さっそく詳しく見ていきましょう!

愛犬と暮らす家

住まいのロケーションは北海道の釧路市。愛犬家であるクライアントさんは2匹のフレンチブルドッグを飼っており、その犬たちと共に楽しく快適に暮らせる住まいをテーマに建てられた家です。こちらは道路に面した南側の住まいの外観ですが、玄関のドアの横に大きな引き戸がある個性的なデザインの平屋建てとなっています。中央の屋根が部分的にガラスルーフとなっており、斬新な外観が「内部は一体どんな様子になっているんだろう?」と見る人の興味を引きます。

車庫を囲うようにしたU字型

こちらは先ほどとは反対方向から屋根部分を中心に見た様子です。実は、住まいの中央には車庫が設けられており、住まいのフォルムはそれを囲うようにしてU字型となっています。車庫部分の屋根は、採光と開放感の点を考えてガラスが使われています。これによって室内からも空を見たり太陽の光を楽しんだりと、自然の快適さを味わうことが出来ます。

車庫は兼用のドッグラン

大きな引き戸を開けると、そこに現れるのは広々とした車庫。実はここは兼用のドッグランにもなっていて、床材は愛犬に優しいゴムチップを採用しています。2匹のフレンチブルドッグが遊ぶには十分な広さが確保されており、犬たちも思い切り走り回ることが出来ることでしょう。このドッグランを住まいの中心に置きU字型の回廊のような建物をデザインすることで、室内でも屋外でも犬たちが自由に遊べるスペースを作りたい、というクライアントさんの希望を見事に実現しています。

曲線的な室内

室内はドッグランを囲むようにカーブを描きながらキッチンとリビング、そして奥には和室が配置されています。変則的な形の部屋となっていますが、ドッグランに面して大きな開口があるため広々とした印象を受けます。キッチン台や収納家具もこのU字型の曲線に合わせて造られており、まさにドッグランが住まいの中心となっている家ですね。キッチンで料理中の時も、リビングでくつろいでいる時も、ドッグランで犬たちが遊ぶ姿を楽しむことが出来ます。

朝日の差し込む畳間

こちらはリビングの奥に設けられた和室の様子。さわやかな朝日が差し込む4畳半のシンプルな畳間となっています。愛犬と一緒に楽しく暮らす中でも、静かな時間が欲しい時やホッとしたい時はあるもの。そんなときはこの畳の部屋でゆったりと落ち着いて過ごせます。お客様が来たときは客間としても利用できるので、やはり小さくても住まいに和室があると便利ですね。

お昼寝に最適な廊下

こちらはドッグランに面した廊下部分の様子。窓からは、一日中気持ちのいい自然光が室内にも差し込むので、この廊下は愛犬たちの最適な日向ぼっこやお昼寝スペースになります。犬たちのこんなかわいい姿を見るだけで、自然と心が和みますね。どこまでも犬たちのことを考えたこの住まいは、同時に住まい手にとっても幸せを感じられる快適な家となっているようです。

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