シンプルな寝室で心身ともにリラックス

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Интерьер OOD, INT2architecture INT2architecture Cuartos pequeños
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寝室は1日の始まりの場所であり、同時に終わりの場所でもあります。そして、人生のなかで最も長く時間を費やす空間です。そのため重要となるのはその内装ですが、寝室のインテリアには色々な説があり、例えば壁紙やシーツ、カーテンなどは派手な柄にしない、読み終わった本を置かないほうが良いなどですが、やはり脳を興奮させるものは避け、シンプルにまとめるのが正解のようです。今回は心身ともにリラックスできるような、シンプルな寝室のアイディア十選をお届けします。

朝日と共にお目覚め

まず最初にご紹介するのは、株式会社コヤマアトリエ一級建築士事務所の設計のよるこちらの寝室。内装自体はシンプルですが、木がふんだんに使われ、落ち着いた印象を与えます。脳を覚醒させるような派手な色や柄もないので、安眠を約束してくれそうです。広い窓からはよく手入れされたお庭が眺められ、光も十分に差し込むので寝覚めも良さそうですね。

開放感溢れるベッドルーム

高い天井が印象的なこちらの寝室は株式会社プラスディーによって設計されました。空間を無駄なく使い、楽しく使いやすい住空間を実現したとのことですが、こんなに広々とした、開放的な寝室ですと、あえて何も置かずにシンプルにしておきたいですね。寝室としてだけ使うには贅沢な気もしますが、休息の場であるからこそ、これくらい贅沢にしてしまいたい気もします。

和の趣を楽しむ

伝統的な和室というと大抵シンプルでミニマルですが、造りが精密なので、それ自体が伝統工芸品とでもいえるような質を感じさせます。ですからあえて飾り立てるより、ここは減算の美学を用いたほうが良いでしょう。そのためシンプルな寝室作りには、実はとても適しているのです。私たちにとっては慣れ親しんだ趣でもありますし、畳だとなんだか落ち着きますね。こちらの寝室からは日本庭園も眺められ、まるで旅館のような趣です。このように広々とした和の寝室も素敵です。関建設設計室 / SEKI ARCHITECTURE & DESIGN ROOMが手掛けました。

無限の可能性を秘めた和室

続いてのお部屋は、株式会社山本富士雄設計事務所の設計による茶室水屋も設けられた本格的な和室。寝室、リビング・ダイニングと各役割を与えられた西洋の部屋と違い、和室は時と機会に応じて役割が変化する部屋なので、無限の可能性を秘めた空間だと言えるでしょう。しかも、そのためには毎回の片付けが必要なので、部屋はシンプルに整頓されています。こちらのお部屋も寝室としても使われるそうです。臨機応変な和室、取り入れてみたいですね。

和モダンな寝室

和風な部屋は好きだけれど、伝統的和室を家に取り入れるのはちょっと。。。という方には、和モダンな寝室をお勧めします。エーディーフォー 一級建築事務所が設計したこちらのお宅は2階プライベートエリアの天井が高く、開放感があります。こちらの寝室は、書斎と繋がっており、個性的な入り口が素敵ですね。それに加えミニマルな間接照明、高い天井などの要素により、スペーシックな印象さえ与えます。シンプルな和の寝室ですが、先にご紹介した2つの和部屋とはまた違った趣です。

古建具

古建具が素敵なこちらの寝室は、古民家やアンティーク好きな奥様のご要望により進められた設計です。三百年ものと言われる古民家の柱・梁を配す等して、随所にアンティークテイストが散りばめられているそうです。内装の漆喰や床の杉材の無垢板張りの色のバランスもいいですね。青戸信雄建築研究所が手掛けました。内装が良いと、それを引き立たせるために部屋をシンプルに整頓しておくモーチベーションもあがります。青戸信雄建築研究所が手掛けました。

居心地の良さ

ドイツからはこちらのシンプルな寝室。寝室というより、一間の床といったような風情ですが、頭側には窓も付いており、居心地の良さそうな空間です。こんな空間で誰かと寄り添って眠るのも素敵ですね。リビングに繋がっているようですが、デイベットとしても使えそうですし、ソファとしても腰掛けられます。和室の場合もそうでしたが、空間をシンプルにまとめると臨機応変に使えるので重宝します。


写真: Thomas Straub

光の演出

HOUSE T・N, nagena nagena Dormitorios de estilo ecléctico

寝室をシンプルにまとめたら、照明で素敵な光の演出を試みてみましょう。光の具合によって部屋の印象がかなり変わるので、デザインや色だけで選ぶのでなく、実際照明をつけてみたり、どのような雰囲気を求めているかを明確にしてから選ぶのが良いでしょう。こちらのベッドルームは壁が全て白いので、部屋のライトが壁に照らし出す模様がとても映えてています。部屋の色が白い場合、少し色のついた明かりでもいいかもしれません。

ブルーで静謐な時間を

部屋の色が心理に与える影響は、思っている以上に大きいものです。しかも寝室は1日の中で最も長くいる場所。シンプルな寝室でも色にはこだわりたいですね。ブルー系にはは、気持ちを落ち着け、睡眠を促す効果があります。こちらの寝室は落ち着いたブルーで、安眠を約束してくれそうです。ベットカバーやピローカバーも壁の色と同じトーンのものにすると統一感があり、寧静さをもたらしてくれます。

アースカラー

こちらのベットルームは書斎や他の生活空間と繋がっているものの、家全体がアースカラーでまとめられ、家具もダークブラウン系なので、落ち着いた雰囲気です。このように寝室が独立していない場合、色で協調性を演出するのもシンプルにまとめるためのひとつのアイディアです。

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